メディアへの出演

Shibuya Cross-FM(88.5MHz)に出演しました。
星野友絵のラジオ番組「プロフェッショナルリーダー ~経営者・人生の1ページ~」
2021年1月5日放送分ゲスト出演

ネクストライフプランニング  > ワンルームマンションは年金代わりになります

ワンルームマンションは年金代わりになります

「ワンルームマンションは年金の代わりになりますよ」

これは、ワンルームマンションの営業を受けるとほぼ必ず受ける営業トークです。

典型的なパターンとしてはまず、

「年金ってもらえると思いますか?」

という質問から入っていきます。

そして、日本の将来の人口や、年金生活者を支える労働人口が少なくなっているとを引き合いに出し、

「もらえないということはなくても、かなり少なくなりそうですよね」

と年金に対する不安を煽ります。


年金不安を煽ってワンルームマンション投資に繋げる

年金に対する不安を煽った上で、

「年金に頼るだけでは、老後の生活が不安ですよね・・・
そこで提案させて頂くのが、ワンルームマンション投資です!」

とトークを展開していくのです。

また、こういった流れの営業トークもかなり多く使われています。


よく使われれる営業トーク

「老後の生活に必要なお金がどれくらいか知っていますか?

最低限必要になってくるのが、月に約22万円と言われています。

しかし、これはあくまで最低限の生活をする為に必要な費用で、ゆとりある生活をする為には月に約37万円が必要だと言われています。

ゆとりある生活というのは、たまには良いお店で外食をしたり、旅行に行ったり、孫と遊んだりできる生活です。

こういう生活を実現したいと思いませんか?

しかし、年金だけでは月に37万円には到底届きません。

自営業者などが入っている国民年金だけだと夫婦で約13万円、会社員で厚生年金に入っていても夫婦で約23万円しかもらえません。

なので、年金だけだとゆとりある老後生活を送ることができないんです。

そこで、提案させていただくのがワンルームマンション投資です。

ワンルームマンション投資なら、ローンが終われば毎月決まったお金が入ってきます。

それって魅力的ではないですか?

ワンルームマンション投資をするにはローンを払わなければいけませんが、それは入居者が家賃として払ってくれます。」


年金不安を利用して興味を引く

ここまでがよくある営業トークなのですが、いかがでしょうか?

ワンルームマンション投資の営業を受けると、かなりの確率でこういった営業トークを聞くことになるはずです。

老後に必要なお金は2000万円というレポートを金融庁が作成した、いわゆる『2000万円問題』が起こってからは、老後に不安を持っている人が増えています。

ワンルームマンションの営業マンとしては、こういった年金不安を利用した営業トークを展開して、多くの人の興味を引こうとしていくでしょう。

そして、ここで重要な話をしたいと思います。

実際の所、ワンルームマンション投資は年金の代わりになるのでしょうか?


ワンルームマンション投資は年金の代わりになるが・・・

結論から言うと、ワンルームマンション投資は年金の代わりになります。

上手く使うことができれば、あなたの老後の生活をゆとりあるものにしてくれるでしょう。

しかし・・・

私は今、『上手く使うことができれば』とお伝えしました。

これが実は大事なポイントで、この部分をわかっていないとワンルームマンションは年金の代わりになりません。

それどころか、老後の生活にマイナスの影響を与えてしまう可能性もあります。


プランニングの必要性

では、ワンルームマンションを年金の代わりにするには何が大事なのか?

ということですが・・・

大事なのは、

『事前に年金代わりになるようにプランニングをしておくこと』

です。もっと具体的に言うと、

『何歳の時からいくら欲しいのかを明確にして、それを実現する為に計画・実行をする』

ということになります。

何歳から年金をもらい始めるかというのは、ある程度予想をして計画を立てることができますよね。

例えば、65歳に完全にリタイアをして年金生活を始めるとするなら、65歳までにローンを完済して家賃収入がそのまま入ってくるような状態を実現する必要があります。

それに合わせて返済計画を立て、場合によっては繰り上げ返済を行いながら実行をしていくのです。

そうしないと、ひどいケースだと75歳にならないとローンの返済が終わらず、定年後も長く働いたり生活が苦しい状態になってしまいかねません。

(実際に私は、こういったプランで営業トークを受けてワンルームマンションを買ってしまった人の話を聞いたことがあります)


いくら必要なのかは1人1人違う

また、いくら欲しいのかというのは人によって違ってきます。

営業マンは『平均の数値』を使いたがりますが(その方が簡単だからです)、その数字が誰にも当てはまるということはありません。

人によって生活にかかるお金は違いますし、もらえる年金額も違います。

なので、ねんきん定期便の情報などを参考にしながらもらえる年金を予想し、

『自分の場合はいくら欲しいのか』

ということを明確にしていく必要があります。

そうすれば、それを実現する為に何件の物件が必要なのか、どのようなスケジュールを組んでいけばいいのかがはっきりしてくるのです。

このようにして、

『何歳の時からいくら欲しいのかを明確にして、それを実現する為に計画・実行をする』

ことで、初めてワンルームマンション投資が年金の代わりになります。


営業マンがしてくれない話

営業マンは、年金代わりになる可能性の話はしてくれますが、それを実現するプランニングの話はしてくれません。

また、営業マンの特性として

『お客さんに負担を感じさせたくないので、出ていくお金が少なくなるように見せたい』

というものがあるので、繰り上げ返済の話などは基本的に出てきません。

売るだけで終わりで、その先の話はしてくれないのです。


明確なプランニングができてないと挫折してしまう

こういった形で、年金の代わりになると言われてワンルームマンションを買ったけどしっかりとしたプランニングができていない人は、

「年金の代わりになると思ったけど老後も支払いは続くし、何の為に買ったんだろう?」

と疑問に思い売却をしてしまう場合がほとんどです。

結局、労力がかかったけど何も残らなかった、ということになりかねません。


都合の良いことのみを鵜呑みにしてはいけない

ワンルームマンション投資を年金の代わりとして活用したいのなら、

『何歳の時からいくら欲しいのか』

を明確にして、適切なプランニングをする必要があります。

この部分はお伝えした通り、営業マンはやってくれません。

なので、私がアドバイスをする際にはこの部分を重視し、じっくりと将来のプランニングを行っていきます。

『ワンルームマンションは年金の代わりになる』

というのは、間違っていません。

しかし、使い方を理解した上で上手く使うことができなければ机上の空論になってしまいます。

また、購入する物件をしっかりと分析することも重要です。

家賃が下がってしまったり、空室期間が出る可能性が高い立地を選んでしまうと、安定した賃料収入が得られず年金の代わりにはなりません。

営業マンは聞こえの良い理想的な未来像のみを伝えてきますが、ワンルームマンション投資はそれほど単純ではないです。

鵜呑みにしないように気をつけてくださいね。

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